大豆たん白には、コレステロールを下げ、老化防止にも役立ちます。大豆たん白は,必須アミノ酸をはじめ数多くのアミノ酸を含むバランスのとれた 良質のたん白が主成分となっています。その訳は、体内でつくることができない9種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれており、消化吸収性、栄養価に優れています。大豆たん白は、高コレステロール血症等のの悪玉コレステロールや総コレステロール濃度を低下させる働き、つまり血管をさらさらにしドロドロ血液を防ぎます。この2項目により、健康維持と老化防止・成人病予防に役立つ元気印の秘密なのです。
 また、大豆の油分を絞った後の脱脂大豆は、その形状機能によって粒状,粉末状 繊維状など、幅広い加工素材に姿を変えて行きます。 粒状たん白は、ハンバーグ、ミートボール、肉まん等にひき肉といっしょに練込み増量剤的にまた肉の食感の補強として使用されます。 粉末状たん白は、水産練製品のちくわ、揚げかまの保水性、食感の粘弾性補強増量剤として、また畜産加工製品のソーセージ、ウィンナー等の保水、抱脂また 食感補強に使用されます。その他バターミックスやクッキー等に使われます。 いずれにせよ大豆たん白は、大切な栄養分として、加工食品に姿を変えながら 我々の食生活に溶け込んでいます。