1.加工適性
(1)原料大豆品質に関するデータ
項  目 丹波黒 タマホマレ
 粒大
 粒形
 百粒重(g)
 種皮色
 へその色
 成分組成(対乾物%)
  粗蛋白質含有量
  粗脂肪含有量
  全糖含有量
  可溶性糖含有量
極大

83.7



37.1
18.7
20.1
19.2


28.5



37.2
19.0
20.0
16.9
平成10年度兵庫県立北部農業技術センター調査結果。成分組成については、兵庫県立中央農業技術センター農業試験場但馬分場産の収穫物分析結果(1988)。タンパク質換算係数は5.71とした。
(2)煮豆適性測定結果
項  目 丹波黒 タマホマレ
 吸水増加比
 煮豆
  粒径(mm)
  切断強度(g/cm2)
2.08

11.9
153

2.08

8.9
264
兵庫県立中央農業技術センター農業試験場但馬分場産の収穫物分析結果(1988)。
2.栽培特性
(1)栽培特性に関する育成場所での試験結果
項  目 丹波黒 タマホマレ
 開花期(月.日)
 成熟期(月.日)
    耐倒伏性
    ウイルス病
 草 型
 主茎長(cm)
 主茎節数
 分枝数
 子実重(kg/a)
8.9
11.25


開張型
63
17.6
11.1
19.2
7.27
10.29


閉鎖型
63
14.4
4.6
29.5
*平成10年度兵庫県立北部農業技術センター試験成績に基づく。
(2)栽培地域(平成13年産)
兵庫県
岡山県
広島県
1,262ha
1,930ha
115ha
香川県
愛媛県
高知県
141ha
36ha
1ha
(3)栽培上の留意点
丹波黒は一般に遺伝的純度が低く、小粒など特性の劣る系統もあるので、種子は信頼できる所から入手することが必要です。
ほ場は灌排水のしやすい地力の高い転換畑を選び、連作は2年程度までとします。
播種は6月上旬頃にします。直播、育苗移植栽培とも行われますが発芽率が低いで多めに播き、立毛密度は2〜3株1本立て)とします。7月中旬頃までに2〜3回、最終的に第1本葉節まで培土します。梅雨明けまでは排水に注意し、その後は土壌が乾燥しすぎないように、必要に応じて畝間灌水します。8〜9月は虫害主体に数回防除を実施します。丹波黒ではカメムシ、ハスモンヨトウ、ウイルス病、茎疫病などの被害が目立ちますが病害の防止は困難です。枝豆用は最終防除を9月中旬までに行います。収穫は枝豆としては10月中旬頃、乾燥子実用は11月中〜下旬の黄葉期頃に行います。
(詳細データは、大豆ホームページより引用いたしました。)